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執筆者の写真edopiano

かわさきピアノコンクール予選審査

先週、第1回かわさきピアノコンクールの予選審査員をさせて頂きました。


私が担当したのは、B部門(小3.4年生)とG部門(18歳以上のアマチュア愛好家、音大、音大卒ではない方限定)で、予選は動画による審査のため、自宅でゆっくり聴かせて頂きました。


皆さん、しっかり仕上げており、想いのこもった演奏動画ばかりで、点数をつけるのに、とても悩みましたが、心を鬼にして?!点数と予選通過の可否を決めさせて頂きました。


講評も、会場審査とは違い、動画を止めて、ゆっくり書く時間を取れるため、お一人お一人に向けて、よかったところ、今後の課題、など、色々、書かせて頂きました。


今回、動画審査という、私にとって初めての経験で感じたことは、予選審査動画は、どこでどのような環境で撮っても可という、条件にはなっていましたが、上手な方の多くは、レンタルスタジオなどを借りて、きちんとした服装で、撮影していらっしゃいました。


あとは、ホールでの発表会動画の方もいらっしゃり、こちらも本番ならではの高揚感が演奏に出ていて、よかったです。


レッスン室やご自宅と思われる演奏も、グランドピアノならよかったですが、中にはアップライトの方もいらっしゃり、アップライトですと、やはり音が伸びないですし、表現力も乏しく、もったいないな、と思いました。


また動画審査ならではですが、演奏の部分のみに前後カットして、整えて送って頂くのが1番、審査員にとって心地が良いと感じました。


お辞儀から、丁寧に送ってくださった方もいらっしゃり、それはそれで気持ちが伝わってきてよかったのですが、特にお子様の場合、お辞儀の後に足台、ペダルセットの時間も含まれていると、たくさんの動画を審査しないといけない身としては、そこを待つ時間がもどかしく、、、演奏部分のみが1番よいと感じました。


また、手で持ったままの撮影は、どうしても手ブレしてしまうので、きちんとスタンドを使用して撮影した方がいいな、とか、撮影前後を全くカットせず、指でスマホをタッチしているところから全てそのままの状態で送っていらっしゃた方もありましたが、ちゃんと整えるべきだな、とか、演奏以外にも、様々な点が気になりました。


そして、撮影時の環境、服装、動画の状態といった、全ての印象が、やはり演奏にも現れているな、と、動画1つでも、たくさんのことが見えてくることが分かりました。



本選は、動画ではなく、カルッツかわさき文化総合センターにて、きちんとした実際のステージにて行われます。

予選通過された皆様、本選に向けて、頑張ってくださいね!


かわさきピアノコンクールについてはこちら→かわさきピアノコンクール


外部の方も受けられるアドバイスレッスンについてはこちら→コンクール対策アドバイスレッスン


ピアノコンクール アドバイスレッスン 川崎 横浜


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