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執筆者の写真edopiano

大人のピアノ学び直しレッスン

更新日:2023年1月10日

大人の生徒様は、一度入会されると、皆さん長く継続してくださるため、年々、少しずつ増えているという、ありがたい状況です♪


ほとんどの方はブランクがあるため、少しレベルを戻って学び直し、という感じでスタートしております。


例えば、子供の頃、課題として与えられていたため、嫌々、取り組んでいたものの学び直し

 〜体表例:ツェルニー、バッハ〜


長年レッスンをしていて、リストやショパンなど、ロマン派以降の派手な曲は弾けるのに、古典ソナタやバッハを、きちんと弾けない方が多くいらっしゃる、という事実に気づきました!


古典ソナタは、ハノンでのきちんとした指作りと、ツェルニーでノーミスで弾く習慣を身につけないと、どうやらきちんと弾くことが難しいようです。


バロック、古典は、1音でもミスが目立ちますので、完璧にノーミスで仕上げる気持ちで、取り組まないといけないので、かなりの集中力を要します。(ロマン派以降の曲は、結構、ごまかしが効くのです)



また、バッハをきちんと取り組んで来なかった、更には、インベンション以降をやっていない方も多く存在します。


以前、リストは弾けるのに、3声のシンフォニアが全然弾けず、私も、生徒様ご本人も、驚いたことがありました、笑


その後、まず1声ずつ、次に2声ずつ(ソプラノ+アルト、アルト+バス、ソプラノ+バスの3パターン)と丁寧な練習をし、最後の最後に3声に戻したところ、3声がそれぞれ独立弾けるようになりました!


バッハのような、複雑なポリフォニー、多声音楽を弾く時は、何か、脳の使い方が違うようでスノで、訓練と慣れが必要ですね。


シューマン、ブラームス、メンデルスゾーンなどのドイツ音楽は、多声音楽ですし、ショパンなどでも部分的に何声部にも分かれていたり、ラフマニノフ、スクリャービンなどロシア音楽もかなりの声部が重なって出来ています。


ピアノは、一人で何役もやらないといけない、指揮者のような能力を必要とする楽器です。

平均律は旧約聖書と呼ばれていますし、バッハは基本ですから、きちんと学びたいですね。


私も学生の頃は、もっと演奏効果の高い派手な曲が好きで、バッハは惰性で取り組んでおりましたが、今では、インベンション、シンフォニア、平均律、その他フランス組曲、パルティータなども、本当に美しい曲だらけで、大好きになりました♪



さらに戻って、ブルグミュラーを全曲学び直しされている方もいらっしゃいます。


ブルグミュラーも、完成度の高い演奏をしようと思うと、非常に奥が深く、コード、和声、転調など楽典的なことも勉強しながら、効果的な表現を、学び直しをされています。


テクニック的にも、3度の重音連続や、速いパッセージの曲も多く、子供が、初めてブルグミュラーに取り組んだレベルでは、とりあえず、ある程度できたら合格、と、妥協していかないと?!とてもテキストが進みません、、、

コンクールで弾くとなると、話は別で、徹底的に表現力を磨きますが。


大人になってから、レベルを戻して取り組む場合には、テクニック的にも、曲に対する理解力も、かなり余裕がありますので、とても勉強になります。


今の演奏では、コンクール予選落ちレベルです、、、

今のなら、恐らく予選通過出来ます〜

もっとこう、表現できれば、全国大会入賞できるかもしれません?!

などと、戯言を言いながら、楽しくレッスンしています、笑



ピアノは生涯続けられる趣味で、脳トレにも絶大な効果を発揮します。

ピアニストでボケた人は聞いたことないですし?!


全くの初心者からでも、大人初心者向け教材を使って、徐々にレベルアップしていけますので、未経験の方も遠慮なく、お問い合わせください!


新年明けて、新しいことを始めたい方に、ぜひ、ピアノレッスン、お勧めします♪



たまプラーザ 武蔵小杉 ピアノ教室











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